東京おのぼり記
このブログもせっかくなので告知系だけでなくこまめに小ネタも書いていこうということで(元々そのつもりだったはず……)。
10/30のコミティア東京遠征、当初は日帰りの予定だったのですが、急遽翌日午前に東京で打ち合わせの用事が入り1泊することになったのでした。
ビジネスホテルにへとへとでチェックインし、TVの電源を点けるとそこには震災の被災地を慰問してがんばるAKB48のみなさんが。自分とそう変わらないトシでのアイドル稼業、いろいろ大変かと思いますがええ子たちじゃのう。さて、ペイチャンネルの番組表でも冷やかすかなと手に取ったパンフレットにはやまぐちりこ*1(目玉コンテンツ扱い)。世知辛い東京の夜。
東大袋小路篇
実りあった(と思う)打ち合わせを終えて自由時間に。ちなみに打ち合わせのためテキトーに入った喫茶店がたまたま早川書房ビル内「クリスティ」でした。ミステリ好きの方とかいかがでしょうか。
そしてコミティア当日こんなポップを書いてしまうほど楽しみにしていた
東大赤門ラーメンを食べに東京大学本郷キャンパスへ向かいました。向かう都営バスで前払いなのを知らず恥をかいたのは内緒です(地方もんあるある)。
実は構内を散策している間、「うわああ〜!! すれ違う人みんな偏差値高そう!! ヤバい!! 息苦しくなってきた!!」と大変偏差値の低い興奮の仕方をしていました。インテリコンプレックスのなれの果て、高偏差値は萌え要素です。
さて赤門ラーメンです。12時頃いの一番に安田講堂地下食堂に向かったところ、見学者は混雑時(12〜13時)を避けて来てねということでしたので律儀に1時間散策してから再訪しました。
赤いです。ちなみに頼んだのは「麺ハーフ赤門ラーメン」330円です。少食だもんで。
暴君ハバネロを至高のスナックと愛してやまない辛党としてはたまらん味でした。乗ってるコリアン唐辛子はセルフサービスで山盛り1杯ぶん。見た目ほど辛くないので「訓練された東大生は3杯いく」ってのも話半分ではないのではないでしょうか。もやしやキクラゲの食感もなかなか。東大生になりたいです。
明大急勾配篇
続いて米沢嘉博記念図書館にて開催中の「武富健治の世界」展を観に……向かう途中で明治大学のでかいビル(アカデミーコモンというらしい)内にできていた阿久悠記念館に寄り道。「館」と冠している割にはちょこんとした展示会場でしたが、ライト昭和歌謡スキーとしてはほくほくものでした。
そしてパンフレットのざっくりしすぎな地図を前にさんざっぱら迷い、男坂の男急勾配に膝をガクつかせながらも米沢記念図書館に到着。
ナマ鈴木先生ですよ! キャー! ナマ2-Aですよ! キャー! 竹地と紺野が並んでるのがかわいい。
この展示、「鈴木先生」秘蔵資料なんかはもちろん武富先生が幼少期や学生時代に描いたアレやらコレやらまでみっしり大公開されておりまして、大変おなかいっぱいになれます。常人なら恥ずかしさで黒歴史と葬り去ってしまいかねない*2ものまで、余さず引っ張り出して来てしまう武富先生の男気とサービス精神に触れましょう。
「鈴木先生」好きは必見です。未読の方は読みましょう。い、1巻で投げたなんて言わないで……ネ。
- 作者: 武富健治
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/08/11
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「アオイホノオ」聖地巡礼ということにしておく篇
夕方からの友人との待ち合わせまで間があったので、古書店街かつ一ツ橋グループのお膝元・神保町にて途中下車。
ババーン。手前が小学館様、その奥隣が集英社様です。
ホノオくんが持ち込みに来た当時に比べ、1Fの旅行会社(JTBだったような)はこぢんまりとしたものでしたし「小学館」の表示はガッツリあるしで、「新人の根性試し」要素といえば「ただただでかい」です……。
いつかちゃんと原稿持って持ち込みで来られたらいいですね(で、ロッキーを観る)。
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/12
- メディア: コミック
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ここ数年東京のイベントに出るようになり遠征回数こそ増えたのですが、こうやってじっくり観光らしい観光をする機会は少なかったのでした。
ビジネスホテルは思ってたより安く済ませられるということも今回で分かったので、今後いろいろ開拓してみる方針で行きたいと思います。とりあえず中野ブロードウェイか、コクリコ坂からのDVDが出てから横浜、前回行ったときには温泉に入りそびれた熱海リベンジあたりを、母の背中で聞いた唄を道連れに……。