センバツの入場曲がおかしい
どうもこんにちは。来月のコミティア99に出展します。スペースは【ぬ14a】だそうですよ。
別の原稿とも同時進行でなかなかの鬼スケジュールの中、なんとかペラッと1冊新刊を用意できるよう善処して参る日々でございます。
それはさておき。
今度のセンバツ入場曲が「Everyday、カチューシャ」に決定とのニュースを見て乙女チックすぎるやろ!とツッコんでいたのですが、80年代のカオスさに比べたら随分マシでした。 : 選抜高等学校野球大会入場行進曲 - Wikipedia URL
wikipedia:選抜高等学校野球大会入場行進曲
こいつがなかなか懐メロスキーとしてはツッコまずにいられないシロモノでした。
54回(1982年) ルビーの指環/寺尾聰(歌詞)
くもり硝子の向こうは甲子園。いざ土にまみれ白球を追わんとする球児たちを出迎えようという時に、去って行った女性を忘れられぬ独り身男の哀愁を奏でようとはちょっと背伸びをさせすぎではないでしょうか。
どうせならルビーと言わずダイヤモンドをくれてやってもいいものです(上手いことを言いました)。
55回(1983年) 聖母たちのララバイ/岩崎宏美(歌詞)
さあ 眠りなさい/疲れきった体を投げだして
過酷な秋季大会を勝ち上がって来たところにこれです。士気の腰を折るなんてもんじゃないのではないでしょうか。戦場〜だから〜。
57回(1985年) 星屑のステージ/チェッカーズ(歌詞)
クラーイ! 当時の高校球児とチェッカーズともなるとターゲットとしては当たってたのかなとは思いますが、こうもズブズブの失恋ソングで行進させなくても。ルビーの指環しかり。
こうして挙げてみると1980年代前半の妙なテンションが際立つのですが(個人的にはYOUNG MAN以外全部おかしい)、わたしの懐メロ知識の範囲による所もありましょう。
ですけどね、これだけは本当に。
ええ。
> 36回(1964年) こんにちは赤ちゃん/梓みちよ
60年代怖い。
まあ結局はブラスバンド仕様になるので、歌詞なんか知らなきゃ何でもいいのよって感じではありますが。
「Everyday、カチューシャ」(歌詞)、浮いてなどいません。安心してください。